MARUKA WOOD WORKS

暮らしを見直したい。

2021/02/10 13:41:32

暮らし方、どう見直す?

おうち時間が長くなり、

お部屋を快適にしたいと考えておいでの方は多いと思います。

しかし、何からどう手を付けていいのか…。

途方に暮れているというお話もよく伺います。

家を建てたり、リフォームしたり、

お引越ししたりという機会には思い切ることが出来やすいですが、

環境も変わらない中での家具の買い替えは意外と難しい。

リフォームするぐらいの気持ちで

一時に大幅に買い替えるのか、

今しっくり来ていない部分だけを買い替えるのか。

予算もあるし、

あれこれいっぺんに変えたい気持ちもあるし…。

悩みどころも満載になってきますよね。

おうちの状況も様々。

お子さんがまだまだこれから成長期というおうちは、

お子さんの成長に合わせてテーブルを大きくするのがお勧め。

宿題したり、家族団らんの時間を少しでも多くとれるように

集いの場所を作る。

お家を巣立つまでの時間は案外短い。

そしてお家で愉しい時間を持てたことは、

親にも、子にも貴重な宝物になると思います。


お子さんが独立されたお家はどうでしょう?

お子さんがお家を出て、ご夫婦二人暮らしになったご家庭では

独立されてすぐは、テーブルを小さくされるご相談を多くお聞きします。

その分、ソファを大きくしたいといわれます。

しかし、お孫さんのおいでになる世代になると、普段はお二人でも

みんなが集まるとやはりテーブルは大きい方がいいとおっしゃる方が増えるのです。

小さなお子さんと外食って結構大変。

コロナ禍でお家での集まりも減っていたお家も

終息したらまたゆっくりみんなで楽しい時間を持ちたいとお考えの方は多いのではないでしょうか?

やはりコンパクトにしたい方も、

小ぶりなテーブルにされても、来客時には2、3人は対応できる余白を持たれる事をお勧めしたい。

お友達やご家族が立ち寄れる環境を残されることは重要です。

この先ずっと一緒に暮らす家具だからこそ、

どう暮らしたいかをみつめていただきたいのです。

家具を一つ買えば、今の家具が合わなくなるし、

何もかもが不満だけど一時に買い替えるとゆうのも勇気がいる。

では、何から始めたらいいのか?

現状の何が不満かを考えてみて下さい。

例えば、

椅子がガタガタする。

テーブルの塗装が剥げてきている。

家具のデザインが古臭く感じる。

テーブルが大きすぎる。

テーブルが手狭になった。

椅子の座り心地が悪くなった。

張地が擦り切れてきている。

居心地が悪い。

収納が少なくて片付かない。

家具の使い勝手が悪い。

いろいろご不満はあると思います。


次にどうしてそうなっているのかを考えてみていただきたいのです。

家具の不具合や劣化は、修理や買い替えをすることでしか解決はつきませんが、

居心地の悪さや家具の大きさなどについては、

今後の方向性と理想についても考えていかなくてはなりません。

実際にどの程度家具を買い替えるのかは次の段階でかんがえるとして

一度、理想の暮らし方についてかんがえてみていただきたいのです。

本当はこうしたいという暮らし方。

・お互いに仕事があるうちは、

帰ったら、気が休まってホッとできる環境を重視したいな。

・自分の部屋を持ちたいな。

・お互いの趣味を出来る場所があるといいな。

・程よい距離感でお互い心地のいいリビングにしたい。

・大きなソファでゴロンとしたいな。

・子供たちが家族で来てもみんなで囲めるテーブルを置きたいな


理想もたくさんあると思います。


では、現実に目を向けると。

・見るTV番組が違うからそれぞれ別な場所でTV見てる。

・ソファは主にお父さんが横になって占領してる。

・家事が忙しくて座る間もない。

・あんまりテーブルでご飯は食べない。

・人が集まることもない。

実は、家具によってそうなっちゃってるかもしれません。


好きなTV番組が違うからリビングにはお一方しか主にいらっしゃらないお家、多いと思います。

ソファじゃなくてパーソナルチェアを選ばれる方も増えています。

ソファがなくなると、大きめのテーブルを置いて、長時間掛けるる椅子を置けば

テーブルも寛ぎの場に。

ご家族やお友達が集まって愉しい時間を持てたり

集う機会が増えたり

何よりかけ心地のいい椅子が、

テーブルを多目的に使える場所に変えられるのです。

趣味の製作をされたり

お手紙を書いたり

大きく新聞を広げて読んだり

ワーキングテーブルやパソコンデスクとして兼用したり

応接にだってなる。

一度に考えなくとも

数年計画で、少しずつ愉しみながら

一生一緒にいるものと、いつかは別れを告げるものに分けて

お部屋づくりを考えてもいいと思います。

日々、時間は流れてゆきます。

一刻も早く快適で心地いい

素敵な暮らしを始まませんか?

最優先事項は何ですか?

春、一歩踏み出してみてください。

こころゆたかに暮らす。