MARUKA WOOD WORKS

木の家具 マルカ

2018/11/19 13:24:08

マルカが広葉樹で家具を作るわけ

マルカの家具は広葉樹で作ります。

横に枝葉を伸ばし実をつけ少しずつ育つ広葉樹

その中でも極寒の地で育つ広葉樹のみが、家具材となるのです。

風雪に耐えることでさらに成長に時間を要し、

細かい美しい杢目となるのです。

楢や栗、ブラックウォールナットに栃や樺

美しさはみんな違います。

杢目が大きな栗は素朴で温かな雰囲気

目が細かく杢目の美しい楢は、木の温かみの中に気品を感じます。

それぞれに個性があり、一枚ずつが一点モノ。

大きくなるのに時間のかかる広葉樹は、家具になってからも同じだけ生きるのです。

硬さがあり、伸縮の小さい広葉樹は長く使う家具にはもってこい。

キズが味になるというのは、その硬さがあってこそ。

柔らかい針葉樹では、キズのつき方が比にならない。

ずっと好きな家具と暮らせる喜び

そして、次の世代へと使い継いでいただけるように

シンプルに。

今、広葉樹は世界的に不足しています。

すぐには大きくならない広葉樹、

需要に追い付かない現状。

この先、家具を使い継いでいただいている間に

次の木を育てていかなければなりません。

だからこそ、せっかく大きく育った材料を

大切にモノづくりをしなければならないのです。

しっかりと乾燥させる。

テーブルにはそり止めを入れる。

大切な材料に愛情と手間を惜しまず

丁寧に作る。

マルカが広葉樹で家具を作るのは、

使い捨てではない本物の家具を作りたい。

その一心なのです。

唯一無二

ただ一つだけほかに変わりがない

あなたの家具を見つけてください。




いつか一緒に


お子さん一人一人に家具を作っていただくお客様がいらっしゃいます。

いつかお嫁に行くときに持たせたい。

子供のころから一緒に育った家具とともに送り出したいと。

私も娘たちに、デスク、書棚、チェストを使わせています。

いつか家を出るときには持たそうと思います。

使い捨てじゃない永く使える家具だからこそ

思い出とともに

巣立っていってほしいという願いと、

新しい人生の一歩を踏み出す時、

くじけてしまいそうなときも来るでしょう。

その時にずっと一緒に育ってきた家具が、

勇気づけてくれるような気がして。

ずっと使える道具は人生の相棒だったりもする。

だからこそ本物の家具を作りたい。

そう、思うのです。